名誉会長の辛潤賛さんが「旭日双光章」を受章
当奨学会の名誉会長である辛潤賛さんが、日本と大韓民国間の友好親善および相互理解の促進への寄与を認められ、日本政府より令和6年秋の叙勲「旭日双光章」を受章されました。
2024年12月20日に韓国の在釜山日本国総領事館の総領事官邸にて、辛潤賛さんの勲章伝達式が執り行われ、多くの関係者がその栄誉を祝いました。
また、2025年4月16日には、「LSHアジア奨学会名誉会長 辛潤賛氏の叙勲を祝う集い」が、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれました。
この会は当奨学会の鹿取会長らが実行委員となって呼びかけたもので、当日は支援者や駐日本国大韓民国大使館、日韓親善の団体関係者など、約60名が参加しました。

第24回「李秀賢氏記念韓国青少年訪日研修」の高校生20名が来日
独立行政法人国際交流基金関西国際センター主催の標記研修が、今年も1月22日(水)~2月5日(水)の日程で行われました。この研修は、日韓の懸け橋を目指した李秀賢さんの遺志を次世代に引き継ぐため、2002年から毎年実施されており、今回で24回目となる本研修の参加者は400名を超えます。例年と同様に、韓国全土の高校から集まった20名の研修生が、東京、大阪、京都を訪ね、李秀賢さんゆかりの地を訪問した他、日本の高校生との交流、日本文化の体験など充実した15日間を過ごしました。

新大久保で追悼式を開催
2025年1月26日、李秀賢さんの事故から24年目を迎えるに当たり、東京・新大久保駅にて辛潤賛さんが献花を行いました。この後新宿韓国商人連合会が主催した追悼式が開催され、多くの方々が故人を偲びました。追悼式の様子は、韓国の通信社「聯合ニュース」や日本の「NHK」でも報道されました。

ドキュメンタリー映画『かけはし』の再上映
2024年10月18日、「平和を望む会」様のご後援の下、世田谷の「せたがや がやがや館」にて上映することができました。お母様の辛潤賛さんと秀賢さんが通っていた赤門会日本語学校の新井時賛理事長も駆けつけてくださりご挨拶いただきました。
2025年1月26日にも、「平和を望む会」様にご後援をいただき、「カイ日本語スクール」で上映を行いました。こちらもお母様が駆けつけてくださりご挨拶をいただきました。いずれの上映会でも、「平和を望む会」の代表・木村巴様にもご挨拶いただきました。
第23回奨学金授与式を開催
2024年10月16日に、李秀賢さんのお母様の辛潤賛さんを迎え第23回奨学会授与式が開催されました。奨学生62名のうち、リモートを含め53名の奨学生が参加しました。表彰状を一人ひとりに手渡し、リモートで参加している奨学生は、名前が呼ばれると、手を振って応えていました。授与式の後、交流会が開かれました。授与式では緊張していた奨学生も、交流会では辛潤賛さんとお話ししたり、他の奨学生と歓談し笑顔が見られました。


MBNニュース7(韓国)・朝日新聞デジタルで紹介される
2024年10月8日に「MBNニュース7」(韓国)、2024年10月16日に「朝日新聞デジタル」で李秀賢さんの
事故の紹介があり、その勇気と影響の大きさが改めてクローズアップされました。