
LSHアジア奨学会とは
2001年1月26日JR山手線・新大久保駅で誤ってホームから転落した見知らぬ人を助けようと、二人の男性が自らの危険を顧みず、とっさに線路に飛び降り、帰らぬ人となりました。
その一人が李秀賢さん。
日本と日本語を勉強するため、日本語学校に通う韓国からの留学生でした。
LSHアジア奨学会は、この李秀賢さんの事故がきっかけで設立されました。李秀賢さんの勇気ある行為は、国内外から様々な形で顕彰され、書籍・音楽・テレビ・映画など多くのメディアでとりあげられました。

奨学生の声
当奨学会 の奨学生のメッセージをご紹介します。

奨学金は、大学院進学の費用としました。日韓の相互理解の架け橋となり、「人間の安全保障」の視点から平和な社会の実現に貢献したいです。
進学先 : 東京大学大学院
総合文化研究科 言語情報科学専攻

奨学金は、進学の出願費用の助けとなりました。将来は、国際交流に関わるイベントやボランティア活動に積極的に参加し、中国と日本の架け橋になりたいと考えています。
進学先 :同志社大学 経済学部 経済学科

奨学金は、母国の戦争で非難している子供への寄付、進学の受験料、欲しかった物を買うために使いました。日本で社会福祉制度を学び、日本で暮らす外国人のために活かし、架け橋として活躍したいと考えています。
進学先:東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科

奨学金は、専門学校進学のために使いました。今後は専門学校でパティシエについて勉強し、日本とスリランカのお菓子が買えるお店をオープンしたいです。
進学先 : 東京調理製菓専門学校 パティシエ・ブーランジェ科
奨学生募集要項の概要
- 給付金額
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10 万円
- 対象人数
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毎年50人程度
- 応募資格(学生本人の資格)
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ア. 学校が推薦する在留資格「留学」のアジア国籍の学生(原則的に、在留カードのコピーで確認します)
※「アジア」=外務省・地域分類 地域別インデックス(アジア)|外務省 (mofa.go.jp)
イ. 2025年7月1日時点で、推薦を受ける学校に3カ月以上在籍し(2025年4月中に入学した学生も可)、同日より更に6カ月以上の在籍を予定する学生
ウ. 2025年7月1日以前の出席率が90%以上で優秀な勉学姿勢を有しており、その後も同等以上であることが認められる学生
エ. 将来母国と日本の交流に資することを目的とし、現在日本語学習に励んでいる学生
オ. 現在および本奨学金給付期間中、他の奨学金給付を受けておらず、また受ける予定のない学生 - 提出書類
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①学校からの推薦書
②在留カードの写し
③課題作文(400~800字)
「留学を決めた理由」「将来の夢」
*次の2題から1題を選択
「留学を決めた理由」
「将来の夢」
*日本語で自筆する。Wordデータも提出する。
④李秀賢さんに関する質問の回答書
(李秀賢さんプロフィールはこちら)
⑤個人情報提供などに関する同意書(Word) - 応募期間
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2025 年7月1日-7月31日
- 応募方法
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奨学生への応募は、在籍している日本語学校に依頼してください。
詳細は、当会HPの募集要項をご覧ください。 - 奨学金の支援者
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奨学金は、当会の理念に共感した寄付者・会員の方からの温かいご支援により成り立っております。以下に支援者の一部をご紹介します(公表を許可した法人)。
寄付者(冠奨学金ご提供者)
会員校(日本語学校)
北海道・東北地方
宮城県
関東地方
中国地方
岡山県